7月 19 2014

「生きる力」とは?

夏休みを迎え、「こどもーる」ではこどもたちがいろいろな体験を通して「生きる力」を身につけるプログラムを行います。

http://www.codomall.com/news/2014/07/post-21.html

その中で、県北・延岡の自然の中でこどもたちの「生きる力」を育む「自然体験&学びプログラム」は、地方でこそ人として大事なことが学べることをよく表していると思います。

このプログラムは、「こどもーる」が、NPO法人ひむか感動体験ワールド(ノベ☆スタ)(理事長:高橋勝栄氏)のご協力をいただいて、全国トップクラスの水質を誇る日豊海岸と五ヶ瀬川を舞台に行われます。

海でのシュノーケリングや「川流れ」を楽しく体験し、また生き物観察を通じて生態系についても学びますが、それに加えて、危険な箇所はどこか、安全な箇所はどこか、危なくなったときにはどうすれば良いか、安全に楽しく遊ぶためには何に気を付けるべきか、なども学びます。

危険なことから目をそむけるのではなく、危険とは何がどう危険だということなのか、危険な目に遭ってしまったときはどうすれば良いのか、安全に遊ぶためにはどうすれば良いか、などを学んでもらいます。

これこそが「生きる力」だと思います。

親はいつまでもこどもを守り続けることはできません。

守るのではなく、ピンチのときにそれを乗り越える力を育むための環境・機会を提供してあげることが、親の役目だと思います。
そして、親がこどもに成り代わってピンチの芽を摘むのではなく、ピンチのときはグッと辛抱し、こどもの力を信じてジッと見守ること、それが実は親の役目ではないかと思います。

とは言え、こう書いたのは、実は私自身の反省でもあります。
かつて私は嫁の機嫌をとり、またこどもに調子を合わせ、八方美人の「イクメン」を演じたりしていました。
気が付いたら、周囲に流され、外見ばかり取り繕っていました。
これはまさに本来の親のあり方からすると「不自然」(=「不至善」)なことです。
今回のプログラムのように、「自然」(=「至善」)の中で、このような経験を通じて「生きる力」を育むことが大事だと思います。
このことを、実は「こどもーる」を同級生と一緒に立上げながら気付かされてきました。

そして、このような経験は都会ではできません。豊かな自然が残っている地方だからこそできるのです。

地方にはそのような大事な役割があり、そして今その役割を実際に果たせるような仕掛け・仕組みをつくり、実践することが必要だと思います。

神話のふるさと・宮崎県北で、親子共に成長していただくことが、「天の岩戸開き」、日本の夜明けになると思います。

皆様ぜひご参加下さい。(下記の写真をクリックして、その後もう1回クリックすると、概要がおわかりいただけます。)

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7月 19 2014

1周年を迎えた「こどもーる」が宮崎日日新聞で取り上げられました。

7月10日と17日の宮崎日日新聞に「こどもーる」が2回にわたって取り上げられました。

下記の写真をクリックしていただき、その後さらにもう一度クリックしていただくと、記事をお読みいただけます。

宮日連載その1

宮日連載その2

こどもたちが大切なことを学ぶ場として、また日夜子育てに頑張っておられる保護者の方々を応援させていただく場として、さらには高齢者の方々も含め3世代で交流し「与え合い支え合う」場として、オープン2年目を迎えた「こどもーる」は、それぞれのご家庭にとって、また地域にとって、さらには我が国にとって、より一層大きな使命があると思います。

これまで「こどもーる」では、例えば、他の友達ともなかなか遊べなかったのにこどもーるの事業に参加しているうちに多くの友達と楽しく遊べるようになった子や、最初は乱暴な言動を繰り返していたのにこどもーるで走り回っているうちに年下の子の面倒を見るなど本来のリーダーシップを発揮できるようになった子、最初は厳しい表情をされていたものの次第に笑顔になっていかれたお母さん、など、多くのこどもたちや保護者の方々を応援することができたのではないかと思います。

最近では、他県からも「ウチにも進出しませんか?」「私もフランチャイズでやりたい」などの話が来ています。

2年目のスタートを迎えた「こどもーる」に対し、皆様の益々の応援、ご愛顧を宜しくお願いいたします。

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